VS Code で Claude Code を使う

VS Code に Claude Code 拡張機能を入れ、AI in IDE の API キー 1 本で接続します。

Anthropic のサブスクリプションは不要です。数分で最初のリクエストまで通ります。設定は拡張機能 1 つ、キー 1 本、JSON 1 ブロックだけ。Anthropic にクレジットカードを登録する必要も、人数分のプランを買う必要もありません。

このページは VS Code 本体の話です。Cursor は同じ拡張機能と同じ設定を使うため、Cursor が主な作業環境ならClaude Code を Cursor で使うのほうが短く済みます。JetBrains は仕組みがまったく違い、プラグインが CLI を内蔵しないため、Claude Code を JetBrains で使うを参照してください。

バージョンと前提条件

項目最低要件確認方法
VS Code1.94.0ヘルプ → バージョン情報
Claude Code 拡張機能現行ビルドのいずれか拡張機能ビュー
Node.jsnpm でインストールする場合は 22 以上。ネイティブ CLI の実行には Node.js は不要です。node -v
AI in IDE のキーAWSQ または CCMAX チャンネルダッシュボード

拡張機能のバージョン番号は、同梱されている Claude Code のバージョンそのものです。拡張機能 2.1.286 には Claude Code 2.1.286 が入っています。拡張機能を入れても claude は PATH に追加されません。それには単体の CLI(npm install -g @anthropic-ai/claude-code)が必要です。CLI が要るのはターミナルでのセッションや claude mcp add を使うときだけで、チャットパネル自体は CLI なしで動きます。

拡張機能をインストールする

  • 直接インストール:Install for VS Code。拡張機能ビューが発行元を解決した状態で開きますが、インストールの確定はご自身で行います。
  • 手動:Cmd+Shift+X(macOS)または Ctrl+Shift+X(Windows/Linux)で Claude Code を検索し、インストール。
  • マーケットプレイスが使えない場合:Visual Studio Marketplace から VSIX を取得し、VSIX からインストール… を使います。

インストール後にパネルが出てこない場合は、コマンドパレットから Developer: Reload Window を実行します。拡張機能のマーケットプレイスは第三者のソフトウェアで、新規インストールでは必ず確認を求められます。

API キーを作成してコピーする

  1. 料金ページでプランを選びます。1 つのアカウントで Claude・GPT・Gemini 用のキーを個別に作成でき、各キーは選択したチャンネルのモデルに使用します。
  2. ダッシュボードの API Keys を開いてキーを作成します。
  3. チャンネルは AWSQ か CCMAX を選びます。Claude Code 用のチャンネルはこの 2 つだけで、Codex や Gemini のキーはここでは拒否されます。
  4. あとから API Keys の一覧でキー全体を表示したり、コピーしたりできます。

以下のすべての例で YOUR_DASHBOARD_API_KEY をこの値に置き換えてください。

設定

設定は 2 層に分かれており、つまずくのはたいていここです。Dock やスタートメニューから起動した VS Code はシェルのプロファイルを引き継がないため、~/.zshrc の export ANTHROPIC_BASE_URL=... は統合ターミナルでは効いてもチャットパネルには届きません。値は Claude Code の設定ファイルに書き込んでください。拡張機能と CLI の両方がこのファイルを読みます。

1. Claude Code の設定ファイル

macOS / Linux は ~/.claude/settings.json、Windows は C:/Users/<UserName>/.claude/settings.json です。ファイルやディレクトリがなければ作成します。

1
{
2
  "$schema": "https://json.schemastore.org/claude-code-settings.json",
3
  "env": {
4
    "ANTHROPIC_BASE_URL": "https://api.aiinide.com",
5
    "ANTHROPIC_AUTH_TOKEN": "YOUR_DASHBOARD_API_KEY",
6
    "API_TIMEOUT_MS": "600000",
7
    "CLAUDE_CODE_DISABLE_NONESSENTIAL_TRAFFIC": "1"
8
  }
9
}

ANTHROPIC_BASE_URL はホスト名までにします。Claude Code が自分で /v1/messages を付け足すため、https://api.aiinide.com/v1 にすると /v1/v1/messages へのリクエストになり 404 が返ります。すでに settings.json がある場合は、ファイルごと置き換えず env オブジェクトを統合してください。置き換えると権限ルールやフックが消えます。

2. Anthropic のサインイン画面を止める

パネルは claude.ai アカウントを前提に作られており、初回にサインイン画面が出ます。不要であることを伝えます。

1
"claudeCode.disableLoginPrompt": true

VS Code のユーザー settings.json(Cmd+, / Ctrl+, → 「Claude Code login」で検索)に書くか、拡張機能セクションの Claude Code 側で設定します。

3. 任意:モデルとタイムアウトの固定

1
{
2
  "model": "claude-sonnet-5-5",
3
  "env": {
4
    "ANTHROPIC_BASE_URL": "https://api.aiinide.com",
5
    "ANTHROPIC_AUTH_TOKEN": "YOUR_DASHBOARD_API_KEY"
6
  }
7
}

model を書かなければ拡張機能の既定の選択肢が使われ、セッション中に /model で切り替えられます。

4. 環境変数を使いたい場合

シェルのプロファイルはターミナルセッションでは今も有効で、code . でターミナルからエディターを起動する場合は特に便利です。macOS または Linux:

1
export ANTHROPIC_BASE_URL='https://api.aiinide.com'
2
export ANTHROPIC_AUTH_TOKEN="YOUR_DASHBOARD_API_KEY"
3
export API_TIMEOUT_MS=600000
4
export CLAUDE_CODE_DISABLE_NONESSENTIAL_TRAFFIC=1

Windows では setx ANTHROPIC_BASE_URL "https://api.aiinide.com" を残り 3 つにも実行し、VS Code を再起動します。優先順位に注意してください。シェルで export した ANTHROPIC_AUTH_TOKEN は設定ファイルより優先されます。情報源は 1 つに絞ってください。

動作確認

最初にモデル一覧を取得し、キーと Claude チャンネルを確認します。このリクエストではクォータを消費しません。

1
curl --globoff -i 'https://api.aiinide.com/v1/models' \
2
  -H "x-api-key: YOUR_DASHBOARD_API_KEY" \
3
  -H "anthropic-version: 2023-06-01"

HTTP 200 ならモデル一覧が返ります。401 はキーの未指定、無効、または期限切れ、400 はチャンネルの不一致を示します。以下の Messages の例では一覧のモデル ID を指定してください。

  1. Spark アイコン。 ファイルを開き、エディター右上の Spark アイコン、または右下ステータスバーの ✻ Claude Code をクリックします。サインイン画面は出ないはずです。
  2. /status。 入力欄で /status を実行すると、拡張機能の Claude Code バージョンと使用中のモデルが表示されます。
  3. エディタで短い質問を送り、ダッシュボードでそのキーの使用量を確認します。
  4. 確認済みのキーでモデルを直接呼び出します。
1
curl --globoff 'https://api.aiinide.com/v1/messages' \
2
  -H "x-api-key: YOUR_DASHBOARD_API_KEY" \
3
  -H "anthropic-version: 2023-06-01" \
4
  -H "Content-Type: application/json" \
5
  -d '{"model":"MODEL_ID_FROM_LIST","messages":[{"role":"user","content":"ping"}],"max_tokens":16}'
  1. 使用量。 使用量ページを開くと、成功したプロンプトがそのキーのトークン消費として現れます。

トラブルシューティング

GET /v1/models が返す正確な ID を指定してください。claude-* の名前を誤入力すると、設定済みの既定の Claude モデルに切り替わり、そのモデルの料金が発生する場合があります。

API Error: 404

ANTHROPIC_BASE_URL は https://api.aiinide.com に設定します。/v1 を追加するとリクエスト先が /v1/v1/messages になり、404 が返ります。

API Error: 400:リクエストが不正

  • チャンネルの誤り。 Codex と Gemini のキーは別のパスで認証するため、ここでは 400 になります。AWSQ か CCMAX でキーを作り直してください。
  • settings.json の破損。 末尾のカンマや階層違いがあるとファイルが解析できず、拡張機能は既定値に戻ります。$schema の行があれば VS Code がその場でエラーを示すので、内容を検証してください。

API キーの確認

キーの確認には GET /v1/models のステータスを使います。ネイティブの POST /v1/messages はキーが未指定または無効でも HTTP 200 を返し、content に認証エラーが入る場合があります。

  • トークンが読まれていない。 パネルのプロセスが settings.json を読んでいません。保存後に Developer: Reload Window、確実なのは VS Code の完全再起動です。
  • ANTHROPIC_API_KEY が優先されている。 シェルで ANTHROPIC_API_KEY も export していると、古い Anthropic のキーが ANTHROPIC_AUTH_TOKEN より優先されることがあります。unset してください。
  • キーの期限切れ。 有効期限付きで作ったキーは通知なく失効します。ダッシュボードで日付を確認し、ローテーションします。

ネットワーク・TLS・タイムアウト

症状原因対処
fetch failed、ECONNRESET、リクエストが固まる社内プロキシや VPNHTTPS_PROXY を設定し VS Code を再起動
Self-signed certificate detectedTLS を検査するプロキシenv に NODE_EXTRA_CA_CERTS を追加しプロキシのルート CA を指定
ちょうど 1 分で切れるAPI_TIMEOUT_MS が効いていないシェルではなく settings.json に書く
パネルが無反応でエラーも出ない同梱 CLI を起動できていないコマンドパレットから Claude Code: Show Logs

ウィンドウ固有の問題

  • 制限モード。 信頼していないワークスペースでは拡張機能が無効になります。フォルダーを信頼して再読み込みしてください。
  • Remote SSH・WSL・Dev Container。 設定はリモートホスト側、つまりその環境内の ~/.claude/settings.json に置きます。ローカルのファイルを編集してもリモートセッションには効きません。
  • 統合ターミナルで claude: command not found。 想定どおりです。拡張機能は CLI をインストールしません。必要ならグローバルに入れるか、チャットパネルを使い続けてください。
  • Spark アイコンが出ない。 ファイルを開いている必要があります。次にバージョン(1.94.0 以上)を確認し、同じツールバー位置を使う他の AI 拡張機能を一時的に無効にします。

モデルと料金

モデルチャンネル向いている用途
claude-opus-5-5(別名 claude-opus-5.5)AWSQ、CCMAX難しいリファクタリング、長時間の自律実行
claude-sonnet-5-5(別名 claude-sonnet-5.5)AWSQ、CCMAX日常のコーディング、既定の選択
claude-haiku-4-5-20251001AWSQ、CCMAX素早い修正、安価な確認呼び出し

Opus 5.5 の基本料金は 100 万トークンあたり入力 $4、キャッシュ読み取り $0.20、出力 $20 です。クォータ消費は AWSQ が 0.8 倍、CCMAX が 2 倍なので、同じキーでもチャンネルによってこなせる作業量が変わります。上流が Fast モードで応答した場合は基本料金とキャッシュ料金が 2 倍になり、請求は usage.speed に従います。

よくある質問

Anthropic のサブスクリプションも必要ですか。 いいえ。この構成の要点は、ANTHROPIC_AUTH_TOKEN とベース URL で claude.ai へのログインを置き換え、claudeCode.disableLoginPrompt で拡張機能がログインを求めるのを止めることです。

同じキーを Cursor でも使えますか。 使えます。Cursor は同じ拡張機能を動かすので、同じ settings.json と claudeCode.* の設定がそのまま効きます。Claude Code を Cursor で使うも参照してください。

拡張機能はワークスペースの settings.json を読みますか。 初期権限モードなど一部の設定はユーザー設定しか参照しません。接続設定は ~/.claude/settings.json に置き、どのワークスペース・どのウィンドウでも同じになるようにしてください。

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